トイレトレーニングの「タイミング」について

トイレトレーニング講座の 杉浦しずく です。
いつもメールを読んでくださってありがとうございます。
今回は、トイレトレーニングの「タイミング」についてお話させていただきます。オムツ卒業まで2年間の違いがでてくることもある大切なことです。
その大切な事とは
トイレトレーニングの「チャンスの時期」を見極めてトイレトレーニングを進めオムツを卒業させることです。
そして、そのチャンス時期とはお子さんの「パンツがいい」「自分でしよう」という気持ちや「オシッコ出たよ」など前向きなサインが出たときということです。
トイレトレーニングに限ったことではありませんが子どもは親から「勉強しなさい」と言われてもやる気は出ないものですよね。
でも、自分が好きなことなら、どんどん調べて詳しくなり○○博士になったりすることもあります。大事なのは、お子さんの気持ちが「乗ってきた」ときを見逃さずちゃんと受け止めサポートしてあげることだと思います。
月齢や季節は関係がなく、「まだ1歳だから」「まだ寒いから」ということよりも今のお子さんの気持ちや意欲を見つめてあげることが大切です。
例として、私がとても仲良くさせていただいている親子のヒロシ君のお話をさせていただきます。
ヒロシ君は、2歳の時、「ちっち」と言うようになりました。お母さんは“出る前に教えたのかな?”と思い慌ててオムツをとったのですがオムツは濡れているので、
「なんだでてるじゃない・・・」とオムツ替えをしました。その後も「ちっち」とヒロシ君は言うけれど、やっぱり既にオシッコをした後。「もう出てるじゃなーいい」というやりとり。お母さんは面倒なこともありトイレに連れて行こうとしませんでした。そしてヒロシ君は、「ちっち」という言葉を言わなくなるのです。
月日は流れ・・・3歳8ヶ月。ヒロシ君の身長はゆうに110センチもある長身に。見た目もしっかりしたお兄ちゃんでしたがビッグの紙パンツをはいていました。
お母さんもはお店にあるオムツ交換の台で大きな子どもの紙パンツを替えることが恥ずかしくなり、本格的にトイレトレーニングを開始することにしました。
しかし、ヒロシ君は教えてくれるどころか「トイレなんて嫌だよ。ぜったい行かないよ!」とトイレに行くのを拒んだのです。ヒロシ君のお母さんは、こうなったのは自分に原因があると自覚していました。そのため、焦りはあったもののヒロシ君を責めたり、否定もせずにトイレトレーニングの時期を見守っていました。
そして、ある日。用意してあった布パンツを「ヒロシ、これはいてみる?」と誘いヒロシ君の布パンツ生活が始まりました。2、3回 布パンツの中でおしっこをしたのですがその後、おしっこを教えるようになったそうです。日中のトレーニング完了と同時に夜の方もオネショすることなく朝までおしっこを溜められるようになり、ヒロシ君のトイレトレーニングは無事完了となりました。
ヒロシ君の場合、2歳の時に自分のほうからオシッコを教えトレーニングする大きなチャンスがおとずれたものの、お母さんのほうがトレーニングに前向きでなかったために、長期化してしまいました。
タイミングを逃して長期化してしまったもののヒロシ君のお母さんの良かった点は、他の子と比較しない、できないことを責めないNGワードは子どもの前で一切言わなかった点です。
ヒロシ君にとって心身ともにとてもよい状態でオムツを卒業することができました。
今、トイレトレーニングを意識されていたとしたらお子さんの様子をご覧になられぜひタイミングを見極めて始められてくださいね。
「もうタイミングを逃しているかも・・・」と思われたとしても大丈夫。トイレの意味を教えてあげるところから、1つ1つ復習してゆけば大丈夫です^^
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