こんにちは!魔法のトイレトレーニングの杉浦です。
今日は、お伝えしていたとおり「子どもがリラックスできない最大の理由」というお話をさせていただきます。
オムツが「バサっ」と外れていくには「子どもが本来もった心と身体のちから」を発揮する必要があります。
そのためには、子どもの自立への心を支えてあげることが大切になってきます。
3歳を過ぎ、身体は充分に成長し、いつでもオムツが外れる状態になっていても心が緊張したり、不安定だと排泄のリズムが狂ったりします。
では、子どものこころが不安定で、リラックスできない最大の理由とは?
家庭。
もっと言うなら「親のこころ」にあります。
「もうすぐ幼稚園だし、なんとしてもオムツを外さないと!」
「なんでトイレを嫌がるのよ」
「あーまたここでおしっこして!」
「トイレだって言ったのに全然出ないじゃない。」
「いい加減にしてよ!」
親の心に余裕がなく、子どもにプレッシャーをかけてしまうことが多いのです。
心の中で、、、ときには言葉で。
NGワードをついつい言ってしまうのですね。
子どもに手をあげてしまう方もおられます。
・・・なんて偉そうにお話させていただいていますが、保育士の私だって、我が子の事となると感情的になってしまうのは、ゼロではありません。
ですので、多くのお母さんのお気持ちは痛いほどわかりますし、これは自分自身にも言い聞かせています。
「余裕のなさ」には、いろんな理由がありますが【子どもの成長の事を考えているから】このことが、大きな理由の1つです。
私は、心に余裕がなくなった時こそ、親の心が安定し、子どものこころも不安から開放されることを意識して行うようにしています。
トイレトレーニングだけでなく子どもの成長を支えてゆくためには親の心がまず安定する必要があるのです。
トイレトレーニングのコツはリラックスすること。親子の気持ちは繋がっていますから親子でリラックスするのが大切。
これを読んでくださっているあなたの心がリラックスして、少しでも軽くなってもらえるよう、気分がよくなる1つのワーク(実際の練習)をご紹介します。
「心臓の音のワーク」と言います。
よかったら試してみてくださいね。
できれば、ゆっくりとできる時と場所で。
寝る前の時間が良いです。
■心臓の音のワーク
1.お子さんの胸(心臓のあたり)に手をあててみてください。
きっと、あなたの鼓動よりももっと早いリズムでドン・ドン・ドン・ドンと子どもの心臓が鳴っていると思います。元気で温かなチカラにあふれていますよね。
2.お子さんの鼓動を感じながら目をつぶってみてください。
お子さんが赤ちゃんだった頃のことを思い出してみてください。心臓は、お子さんがあなたのお腹のなかにいるときから、赤ちゃんの命をつなぎ、生かしてくれています。
3.目をつぶったまま、お子さんがここまで成長するなかで大変だったことを
思い出してみてください。夜泣き、急な病気など、すごく心配だったこと、精神的に大変な時期も多くあったと思います。
4.今度は、楽しかったこと、感動したこと、嬉しかった事を思い出してみてください。
赤ちゃんがお腹にいるとわかったとき。やっとの思いで出産。はじめての寝返り、ハイハイ、たっち、あんよでの喜び。
楽しい食事。おでかけ、旅行。いつものお風呂タイム、お布団での絵本タイムなどなど。
5.いまのご自分の気持ちを素直に感じてみてください。
こころのフタを開いて、なにも考えず、こころを感じてみてください。
いかがでしたか?(^^)
お子さんが何もできない赤ちゃんのころから、お子さんを大切に大切にここまで育ててきたのは、あなたです。
いつもほんとうに頑張っていますね。ご自分をもっと認めてあげてください。もっと褒めてあげてください。
そして、頭で考えていたことと違った行動をしてしまっても自分を責めないでくださいね。
辛いときには孤独を感じることがあるかもしれませんが、お子さんがいます。私も居ます。あなたは一人ではありませんよ。
苦しいとき、辛いときには、あなたの気持ちを吐き出してくださいね。