トイレトレーニング講座の 杉浦しずく です。
トイレで遊ぶ子どもの好奇心、興味に親はどう対処していくのか、というお話をさせていただきますね。
そのヒントは「子どもの世界に気づくこと」です。
■トイレで遊んでしまうとき
「トイレの手洗いでバチャバチャと遊ぶためにトイレに行くだけで・・・..」とトイレが遊び場になっていトイレトレーニングにならないというご相談をいただくことがあります。
このようなとき、大人は「子どもの世界がある」ということを意識することが大切です。
子どもはいつも好奇心たっぷり。ワクワクすることが大好きです。大人の常識からはハミ出しているかもしれない発想力で”子どもの世界”を楽しんでいます。
私が保育園で1歳9ヶ月のカズくんとミニカーで遊んでいたときのこと。
杉浦「くるまでどこ行くの?」
カズくん「むこういく」
杉浦「むこうに何があるの?」
カズくん「おもちゃ」
杉浦「どんなおもちゃ」
カズくん「みじゅ。(水)」
杉浦「せんせいも行きたいな。」
カズくん「い~よ」
「お水はおもちゃなの?」とびっくりしましたが、子どもにとっては「水」も遊び道具の1つです。
たとえば、お散歩途中で見つけた水たまりは最高の遊び場です。子どもたちは手や足で、水の音、水の感触を楽しんだり草や花を浮かべてみたり、石を投げてみたり。
時には、おしりをつけてみたり、遊びは尽きることなくどんどん広がっていきます。
”おとな目線”では、正直なところ、水や泥などで遊びすぎる場合、「ちょっとやめてよ~」「後片付けが・・・(^_^;)」と思ってしまうこともありますよね。
ですが子どもにとっては水遊び、泥遊びは子どもの心身の発達につながる遊びであり、子どもの心を解放してくれる遊びです。
トイレで水遊びをすることも、興味が芽生えたトイレという空間にある水をトイレと一緒に楽しみ、親しみを感じてもっと身近なものに感じていきます。
そんな時に、「水触っちゃだめ!」「遊ぶならトイレもうおしまい!!」と止めてしまうと、トイレへの興味もなくなってしまってトイレに誘っても「行かない」と拒むようになることがあります。
だからと言って、ずっと遊ばせてしまっていいのか・・・
できらばトイレの水では遊ばせたくない・・・
そう思いますよね。
トイレが遊びに場になっている時の対処法です。
まずは、「お水だね。冷たいねー。」と子どもの興味、楽しい気持ちを受け止めてあげながら、「お水でおててきれいになったね。お水がとまるよ。ピッ。なくなったね。もう一回してみる?お水出た。なくなった。」「もう一回するの?お水みたいにおしっこジャージャーのトイレに座ってから、またお水でおててきれいにしようね。お水と同じジャージャーだね。」のように話すことで、トイレ、排泄に自然の流れで気持ちを切り替えていけるのです。
トイレに座った後でも、お水遊びが始まることがあり、もっと遊びたい気持ちが残っているときには、ボウルなどに水を入れてスーパーボールなどのおもちゃを浮かばせたり、台所でボウルでトマトなどのお野菜を洗ってもらう遊びに誘ってみると、お水遊びの延長を楽しむことができ、子どもの気持ちは満足、すっきりします。
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