トイレトレーニング講座の 杉浦しずく です。
いつもメールを読んでくださってありがとうございます。
子どもがおしっこやうんちのお漏らしについてお話ししたいと思います。
ちょっとイメージしてみてくださいね。
お子さんが「チッコ!」と言って足をバタバタさせています。
「トイレね!」と思って慌ててかけつけたときには、ズボンからオシッコが。
お子さんがパンツや床にジャーっともらしてしまったら・・・?
どのように感じますでしょうか。
”あー間に合わなかった。ダメだった”
”また失敗した”と
思ってしまうかもしれません。
「もらすことなんて何でもないよ」と思うようにしていても心の中で「失敗した」と感じることもあるかもしれません。
すると気持ちはマイナスのほうに向いてしまいます。
そのマイナスの気持ちを不思議と子どもが感じ取る事があります。
だけど
(失敗したら床も拭かなきゃ。洗濯も大変だし、これが続くとさすがイヤになってしまう)このように思ったとしても無理はありません。
私がオススメする「子どもがお漏らしした時の導き方」がありますのでよかったら参考になさってみてくださいね。
まず1つだけ覚えていて欲しいことがあります。
それは、
【パンツや床にもらしてしまっても、ちゃんとオシッコやウンチが排泄できている】という事実です。
トイレトレーニング中はついついトイレでできた/できないと考えてしまいますが、私たちが注目したいのはカラダの中に溜めていたものを排泄できて、カラダはすっきりと良い気持ちになれた。
「気持ちいい」「よかったね!」ということなのです。
その気持ちを胸に込めてお子さんにはトイレでできた、できないということより、「オシッコ出てすっきりしたねー!」「ウンチが出せてお腹スッキリ良い気持ち。あー軽くなったね!」などなど。
”体の中に溜まっていて不快、気持ち悪い、重い”という状態から”カラダの外に出せてスッキリいい気持ち”になることができた、
という事をお子さんに意識させてあげることが大切だと思います。
親御さんの意識が、排泄できてよかったといい気持ちに向かうことで、お子さんの安心、喜びの気持ちが大きくなっていきます。
不快、気持ちいいをより意識することができるようになると、「すっきりしたい。外(トイレ)に出したい」と外へ気持ちが向くように、排泄面でも前向きになっていくのです。