子どものイヤイヤがニコニコになる近道について

子どものイヤイヤがニコニコになる近道についてお話ししますね。
保育園に入園してお昼寝が始まったころ、最初の頃はお布団で丸くなっていたМちゃん。そのMちゃんが4~5日してお昼寝でシクシク泣き始めました。
Мちゃんに理由を聞いてみても首を振り、涙が止まりません。泣き続けるМちゃんを自分の膝に座らせて、どうしたらよいかを考えていると周りのお友達のお布団とМちゃんのお布団が少し違うことに気づいたのです。
「Мちゃん、ピンクのシーツじゃなくて、白いシーツがいいの?」 Мちゃんは小さくうなずきました。
「そうか。みんなと同じ白いシーツがよかったんだね。」 Мちゃんはもっと大きくうなずきました。
「お母さんが来たらお話して白いシーツにしてもらおうね。お母さんきっと白いシーツ用意してくれるよ」そしてМちゃんは涙を拭きながら、私の膝から降りて自分から自分の布団に入りました。
お迎えのとき、お母さんにお昼寝のときのことをお話しました。「保育園いやだ。いやだ」と泣いてばかりで、どうしようかと思っていました」と、お母さんはМちゃんの涙の訳がわかりホッとした様子でした。
ピンクのかわいい動物の絵柄があるシーツは、お母さんが初めての保育園で喜べるようにと用意したものでした。
でもМちゃんは、皆と同じ白いシーツがよかったのです。お家で泣いていたМちゃんは、保育園ではしばらく泣かないように頑張っていたのですね。
次の日・・・。
Mちゃんは、白いシーツを抱えて笑顔で登園してきました。お昼寝も嬉しそうにお布団にもぐりこんでいました。もう涙になることはなくなりました。
Mちゃんの例のように大人が子どもに、これがいいかな? としてみたけれど「いや!」となり、そのうち泣き出して拒否する。親も良かれと思ってしたことなのにと、頭をかしげてしまう、そんなこともあるのです。
「何でいやなの?」と嫌がるのを強くすすめることもあるでしょうし、「じゃあ好きにしなさい!」となることもあるかもしれません。
でも、子どもの「いや!」はわがまま、甘えではなく理由があることが多いです。
トイレトレーニング中に布パンツを一度は喜んではいたものの、「いや! もうはかない」と布パンツを拒否するようになることがあります。
濡れるから嫌ということもあるでしょう。ですが、布パンツの形、質感に違和感を感じることもあります。
包み込まれるような紙パンツから、小さなパンツになり、食いこむような感覚、ゴムの感覚、肌触りが嫌というお子さんもいます。
布パンツを嫌がった時の対処
布パンツを嫌がるから、1歩が進めないとあきらめる前に布パンツの大きさ、形、素材も考えてみることも、ひとつです。
寝ていた赤ちゃんの頃、お腹が満たされてもおむつを替えても何をしても泣き止まないとき、着ている肌着や赤ちゃんの全身を見ると髪の毛が入っていて、それがチクチクしていて泣いていたように、涙のわけは、ひとつではありません。
子どもがニコニコになる近道は
どうして泣くのか? と色々な方向から考え探してみることがニコニコになる近道となります。
たとえ「その時わかってあげられない」「わかってあげられなかったから」と辛くなることはありませんよ。
考えてあげることが、お互い大切なこと。
後になってから、あれはこうだったんだ、こうしたかったんだと納得したり2人でうなずけることもあると思います。
子どもがいなかった時は、自分の気持ちと向き合う時。
家族、子どもとの生活は、相手の気持ちとも向き合う時。
ときに向き合うのに、しんどく感じることもあるかもしれません。
でも相手の気持ちを考える時間は、目には見えないけれど、
相手にとっても自分にとっても、素晴らしい時間です。
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