親子の心がリラックスしてトイトレを進ませる方法
杉浦です。
トイレトレーニングと子どもの心の関係の大切さ、親の心と子どもの心が安定することの大切さについて以前お話しました。
今日は、親のこころが安定し、子どもの心がリラックスするには?どうすればいいかという話です。
1番はお子さんとのコミュニケーション。
いったん、トイレの事を忘れてもいいでしょう。
トイレ以外ででも、ゆったりした気持ちで親子のコミュニケーションを多くとること。
寝る前の時間など、子どもの心も開くので良い時間です。
そうやって、親子の心を整えてから、お子さんと親御さんが一緒に楽しみながらトイレという習慣を身につけてゆくといいんですね。
トイレトレーニングだけでなく子どもの成長を支えてゆくためには親の心がまず安定する必要があります。
トイレトレーニングのコツはリラックスすること。
親子の気持ちは繋がっていますから親子でリラックスするのが大切。
心がリラックスして、少しでも軽くなってもらえるよう1つのワーク(実際の練習)をご紹介します。
「心臓の音のワーク」と言います。
できれば、ゆっくりとできる時と場所で試してみてください。
時間は、寝る前が1番良いです。
心臓の音のワーク
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1子どもの胸に手をあてる
お子さんの胸(心臓のあたり)に手をあててみてください。
きっと、あなたの鼓動よりももっと早いリズムでドン・ドン・ドン・ドンと子どもの心臓が鳴っていると思います。元気で温かなチカラにあふれていますよね。
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2鼓動を感じる
お子さんの鼓動を感じながら目をつぶってみてください。そして、お子さんが赤ちゃんだった頃のことを思い出してみてください。心臓は、お子さんがあなたのお腹のなかにいるときから赤ちゃんの命をつなぎ、生かしてくれています。
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3大変だったことを思い出す
目をつぶったまま、お子さんがここまで成長するなかで大変だったことを思い出してみてください。夜泣き、急な病気など、すごく心配だったこと、精神的に大変な時期も多くあったと思います。
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4嬉しかったことを思い出す
今度は、楽しかったこと、感動したこと、嬉しかった事を思い出してみてください。赤ちゃんがお腹にいるとわかったとき。やっとの思いで出産。はじめての寝返り、ハイハイ、たっち、あんよでの喜び。楽しい食事。おでかけ、旅行。いつものお風呂タイム、お布団での絵本タイムなどなど。
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5素直に感じる
いまのご自分の気持ちを素直に感じてみてください。こころのフタを開いて、なにも考えず、こころを感じてみてください。
あなたへのメッセージ
心臓のワークは、いかがでしたか?(^^)
お子さんが何もできない赤ちゃんのころから、お子さんを大切に大切にここまで育ててきたのは、あなたです。
あなたは、いつもほんとうに頑張っています。ご自分をもっと認めてあげてください。もっと褒めてあげてください。
そして、頭で考えていたことと違った行動をしてしまっても自分を責めないでください。
辛いときには孤独を感じることがあるかもしれませんが、お子さんがいます。私も居ます。あなたは一人ではありませんよ。苦しいとき、辛いときには、あなたの気持ちを吐き出してくださいね。