子どもが自分でトイレに行くヒント

お送りいただくトイレトレーニングのご相談のなかに「自分からトイレに行かない」があります。
今日のメールでは子どもが自分でトイレに行くヒントをお話します。
”自分で行く”という行動は、子どもに「自分で行ってね!」という親の言葉での働きかけというよりも”子どもの自発性”を大切にする関わり方が大切になります。
子どもが1、2歳の頃にトイレに興味を持った時にこんな姿が見られませんか?
○トイレットペーパーをコロコロとたくさん出す。
○水を触りたがる。
○水を何度も流したがる。
○便器の蓋を何度も開閉したがる。
どれも親が「あーダメ!」「やめて!」と止めてしまいたくなることばかりで、時には「やめなさい!」と叱ってしまいたくなることもがあると思います。
実は、この時期の自発性、好奇心はとても大事。
トイレに興味を持っている時は親が誘わなくても子どもの方から率先してトイレに行ったりします。
でも子どもの興味、関心事に「ダメ!」とストップがかかると、トイレに行くこともストップがかかったように行きたい気持ちがなくなっていくのです。
その後で、「トイレ行こうね」と親が誘っても、「いや!」になるのは、興味、関心事がなくなっていることとトイレに行くことにストップがかかっているから。
トイレに興味を持ったこの時期に、「座ってみる?」「上手に座れたね」と座れることの喜びを感じられることで、座ることに興味がいき、「また座りたい」とトイレに意欲が芽生えていきます。
「ちっち出るかなー。ちーだね」と、偶然でもおしっこが出た時に、「ジャーでたね。すっきりしたねー」のお母さんの楽しい声が子どもの楽しいになって、「またちっちしたい。」と排泄の感覚に意識が向くようになります。
このようにスムーズに行ければ一番なのですが、トイレに興味、関心がなくなって、トイレでできるようになったのにある時突然また行かなくなってしまったということがあります。
そんな時は、子どもの好奇心をくすぐり意欲が芽生えるような働きかけが大切になります。
好奇心をくすぐり、意欲が芽生えるような働きかけとは
1.今の子どもの興味、関心事が何かに意識を向けてみてトイレに結び付けられることを考える。
2.楽しい目的が見えるようにする。ゲームやシール貼り等ありますが、トイレ行ってから○○しようね。と楽しい気持ちになる目的を作ってあげるといいですね。
子どもは気持ちの切り替えがとても上手です。
「行かない!いや!」とトイレを拒んでいたとしても、ある時突然「行ってみようかな。行く!ぼく1番!」と行く気満々の姿を見せてくれることがあります。
どんな風に子どもが「自分で」「行く!」となるのかを楽しみにしていてくださいね。
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