布パンツを嫌がらずはくようになるには

さて「オシッコがしたくなると”おしっこ!紙パンツにかえて!”と言います。」というご相談を頂くことがあります。
トイレトレーニング中の布パンツをはいている時に、オシッコができずに我慢してしてオムツや紙パンツにはき替えて排泄するお子さんがいます。
布パンツでトイレに行ってオシッコができないというお子さんは、不安や緊張感を持っているのでオシッコをしても大丈夫な「安心できるオムツ・紙パンツ」に頼っていることがあります。
紙パンツで排泄することが習慣になっていることも1つでしょうが、心が成長している子どもは「紙パンツだったら安心」「もらしてママを困らせたくない」という気持ちから紙パンツを選んでいることがあるのです。
お子さんが布パンツを拒んでいると「ずっとオムツ、紙パンツのままだったらどうしよう」と不安に感じて、早く布パンツをはけるようにしなくてはいけないと焦ってしまうことがありますよね。
「紙パンツだと恥ずかしいよ。」「紙パンツはオシッコするとこじゃないのよ」とすぐに教えてあげたくなるかもしれません。
これは絶対NGというわけではありませんが、子どもの「安心」である紙パンツを否定してしまうメッセージにもなってしまうことがあります。
「安心の紙パンツ」を否定されたとき寂しさなどから反発が起こり、「紙パンツがいいの。」「おむつがいい」になることがあるのです。
布パンツを嫌がる時にかける言葉とは
「紙パンツは安心だもんね。オシッコしやすいよね」のように、子どもの安心の気持ちを認めてあげるとともに紙パンツがどうしてよかったのかという本音の気持ちを感じとってお子さんの気持ちを代弁してあげてみてください。
気持ちを認めてもらえれば子どもはうれしく、リラックスできるでしょう。
リラックスするとどうなるのか
子どもは気持ちがリラックスした時、不安や緊張感が和らいで「お兄ちゃんパンツ、お姉ちゃんパンツがいいな。はいてみたい!」という気持ちが発揮し、「布パンツ」を選ぶようになるのです。
家では、布パンツか紙パンツのどちらがいいかをお子さん自身に選んでもらうのも1つです。
「自分でえらべるんだ」と感じられることも、子どもの意欲につながります。
もしお子さんが「オムツがいいの」「紙パンツはく」と布パンツを拒んでいたたら、そんな時期を安心して温かく見守ってあげてくださいね。