きょうはトイレトレーニングや子育てでは「試行錯誤も意味がある」というお話をさせていただきます。
つい先日のことです。
「杉浦さんのメールでいくつか自分なりに工夫してやってみたらトイレへ行くのも嫌だったのが自分からトイレへ行けるようにはなりました」
と、読者さんから嬉しいメールが届きました。(ありがとうございます(^_^))
私は子どもの成長・児童心理の原則をもとにして経験を交えながらトイレトレーニングの進め方やエピソードなどをお話させていただいていますが、
この頂いたメールに書かれていた「工夫してやってみる」ということが、とても大切なことと思っています。
なぜなら
いろんな個性をもった子どもがいます。
いろんな個性をもったお母さんがいます。
いろんな周りの人たちがいます。
お仕事をされているお母さんもいれば、家を守られているお母さんもいます。
みんな違うからです。
違うからこそ、子どもの成長段階や児童心理、原則を知識として知りそれを工夫して自分の生活にどう取り入れていくか?と考えてみることがより原則を効果的にすることになると思うのです。
私がお話させていただくエピソードのなかで、「そうか、ココはウチに当てはまるかもしれない」「よし、ウチではこうやってみたらいいかもしれない」と感じられた
方法が、一番であり、目の前にいるお子さんのことを考えられながら工夫されることで、よりお子さんとのこと関係が見えてくると思うのです。
「やってみたケド、うまくいなかった・・・」とお感じなられてもそれは決してムダではありません。
「試行錯誤」に意味があるのです。
試行錯誤は、辞書では”いろいろ試し失敗しつつ完成に近づけていくこと”と出ていますが、子育てにも当てはまることではないでしょうか。
親子のつながり、キズナは、このように失敗しながら、心のふれあいを通してよりシッカリと強くなっていくのだと思います。