トイレでウンチできるようになるポイント
「トイレでウンチが出ず、我慢してしまって・・・」
というお子さんがどうやってウンチできるようになるのか?
お子さんのウンチがなかなか出ないととても心配ですよね。
「でたいのにでない。」「でそうなのにでてこない。」
自分のことのように、子どもの苦しみが辛いですよね。
オシッコや排便は、とてもデリケートなこと。
体の調子だけではなく心ともつながっています。
トイレを嫌がる理由
「排便が怖いようで、ガマンをしてしまいます」
「ウンチはオムツをつけて部屋の隅で隠れてします」ということで悩むお母さんは多いです。
トイレを嫌がる理由は、「ウンチできないかもしれない」「トイレは恥ずかしい」
人の目を気にして「いきたくない」になったり緊張感や不安、怖い気持ち、プレッシャーが高まるから。
ドキドキ、不安、プレッシャーがあっても「オムツさえあれば大丈夫」という安心につながっているのでしょうね。
そんなお子さんに必要なのは、お母さんが子どもの怖い気持ち、ドキドキの気持ちを感じ取って受けとめてあげること。
そして「できなくてもいいんだよ。ママが守ってあげるよ」という気持ち。
子どもはちゃんとわかっている
子どもは「ウンチはトイレでするもの」と、ちゃんとわかっています。
わかっていても、怖い気持ち、ドキドキがあるからできないのです。
オムツに履き替えてウンチするというお子さんもオムツでするのはすごく嫌なんです。
だからぎりぎりまで、うんちも我慢します。
それで、どうしようもなくなると「トイレよりはまだオムツがいい」とオムツにします。
だからこそ、子どもの本当の気持ちを言葉にしてあげてくださいね。
ママに気持ちをわかってもらえるとお子さんも嬉しいでしょうしフッとちからが抜けて、リラックスしてくれます。
すると、”そこから抜け出したいな。じゃあどうしたらいいかな。少し座ってみようかな? 座ってどうやってしたらウンチがでてきてくれるかな?”とパパ、ママや周りの方の様子をじっと見て感じながら、自分で解決しようとチカラを発揮してくれるようになります。
子どもにあわせた工夫で
私の姉も、家の改築で”しゃがむトイレ”から”洋式”になったとき、便座でウンチができず便秘になりとても辛い時期がありました。
姉は試行錯誤するうち、便座の上に乗ってしゃがんでできるようになり、そこから後ろ向きに座ってできるようになり、ようやく普通に前向きでできるようになりました。
同じようにお子さんもちょっとした工夫やきっかけで乗り越えることができます。
やさしくママが見守ることでトイレでウンチできることもあれば、お子さんによっては、ママが背中を押してあげることで、できるようになることもあります。
ママが「トイレで!」とちょっと強い調子で言い、子どもは便座に座り、ウンチを出すことへの恐怖心とママと一緒に戦うのです。そうしているうちに、「イヤー!」「ぎゃー」と泣き叫びながらウンチがでて、「よかったねー。すっきりしたね。」と親子で一緒に喜ぶ中で一度できたことをきっかけにトイレにも慣れていってくれたお子さんもいました。
先が見えず大変でしょうが、大丈夫ですよ。
今、お子さんも頑張っていますし、精神的な便秘も解消され一人でトイレに行ける日はちゃんと来ます。
お子さんの本来持っている力を信じて見守ってあげてくださいね。
「そうは言っても先が見えなくて…」
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